着物用語集

よく使う着物の用語集

有松絞り-ありまつしぼり
愛知県の鳴海、有松を中心とする地域一帯で生産される木綿絞り。「東海道五十三次」の中に有松絞店を描いたものがある。
詳しい情報は「有松絞り」ページをご覧ください。
お端折り-おはしょり
身丈より長い部分を腰のところで紐でたくしあげてしめ、そのたくしあげた所。
小紋-こもん
小さい文様を型染したもの。元来は大紋や中形に対していう小紋であるが、現在ふつう小紋という場合は文様の大小にかかわらず、型染の着尺地を総称していう。古い小紋は一色染めであるが、現在小紋は色彩的なものが多く、型友禅と同じものといえる。
襦袢-じゅばん
ポルトガル語のジバンの当て字で肌着のことである。 直接肌につけて汗やあかをとる木綿の肌襦袢、長着の下にきる長襦袢、裾よけと組み合わせてきる半襦袢がある。
袖裏・袖口-そでうら・そでぐち
袖の裏に用いる布が袖裏。紅絹(もみ)や白絹などを用いるが、胴裏と同じ布を用いることが多い。 袖口は袖の端の手首の出る部分、またそこに別につける布。
伊達襟-だてえり
襟の下にもう一枚襟を重ね、襟元を重ね着のように見せるもの。装飾を目的とした襟のこと。
縮緬-ちりめん
表面に細かいシボのある絹織物。縮緬はしなやかで肌触りがよく、染の着物地として不可欠なもの。
捺染-なせん
色糊で布地に文様を染め出す技法。手描染に対する型染を意味する。
羽織-はおり
着物の上着で、防寒や塵除け、おしゃれとしてもで着用される。丈や生地、色柄は好みや着物によって選ばれる。
銘仙-めいせん
先染めの絹織物で、葛繭や玉繭から採れる太い糸を緯糸に用いた、丈夫な平織物。明治~戦前までの昭和にかけて、着物の中心的存在だった。
友禅-ゆうぜん
日本を代表する文様染で、友禅染のこと。色彩的で精巧な染模様を指し、日本の染物の代名詞ともなっている。
詳しい情報は「名古屋友禅」ページをご覧ください。

【あ】着物の用語集

藍型-あいがた
沖縄でつくられる藍の型染のことで、「ええがた」と呼ばれる藍の一色染め。文様の特色も染方も紅型と同じ。
藍染-あいぞめ
藍(一年生蓼科植物)で染色したもの。現在植物藍のみによる本藍染は無形文化財に指定されている。
藍微塵-あいみじん
非常にこまかい藍染した糸を織り込んだ着物地のこと。藍染した縞糸2本と地糸2本をくりかえし織り込んだもの。
茜染-あかねぞめ
茜(多年生蔓草)で染色したもの。染めた色は濃い色は緋色となり、色相は夕焼けの空のような色となる。
秋田八丈-あきたはちじょう
秋田地方に産する秋田織の一種。黄八丈の味を加えた紬織で歴史も古く品質もよい。
あげ(上げ)
きものの裄(ゆき)や身丈の長いのを、肩や腰の部分でぬいあげてみじかく調節すること。肩上げ、ぬいあげ。
曙染-あけぼのぞめ
おぼろぞめともいう。ぼかし染の一種。裾のほうを薄く、だんだん上を濃くぼかし染めにすること。
麻織物-あさおりもの
盛夏用の着尺地として用いられる。代表的なものに越後上布、小千谷縮、能登上布、薩摩上布、宮古上布などがあげられる。
浅葱・浅黄-あさぎ
藍で染めた薄い色。木綿にソメタものを浅黄木綿といい羽織の裏に広く用いた。また浅葱縞の名もあるように縞織物としても多く用いられた。
足駄-あしだ
もと歯と鼻緒のあるはきものをいったが、近世以降は雨天にはく高い二枚歯をいれたものをいうようになった。高下駄ともいう。
網代模様-あじろもよう
竹や葦などを組んでつくった垣根や天井に用いる網代を模様化したもの。地模様などにも広く用いられる。
アセテート
酢酸セルローズの化学繊維で半合成繊維に属する。染め上がりがきれいであるから訪問着や小紋、裏地などに用いられる。
汗よけ
あせ取りともいう。夏季、汗がきものにつかないように素肌につけて汗をしみこませる肌着。主として木綿で作る。
誂染-あつらえぞめ
一般的には染のきものを別注文するといういみである。また染め変えを誂えるという場合の専門語として用いられる。着古したきものの色を抜いて、新しい柄に染め変えることをいう。
後染-あとぞめ
いったん白生地におりあげた布地に後で文様の染加工をすること。小紋、友禅、中形、紅型、絞り、蝋けつ、振袖、留袖、訪問着、つけ下げなどは後染めのきものである。
雨(あま)ゴート
雨天の外出のとき、きもののぬれるのを防ぐものである。防水加工をした地紋のある繻子織のものが多く、夏は紋紗などが用いられる。
洗張-あらいはり
きものの洗濯方法のこと。解いて洗濯するので、その仕上げには、張り板に貼り付ける方法、伸子で張って仕上げる方法、湯のしの方法でする三つがある。
有松絞り-ありまつしぼり
愛知県の鳴海、有松を中心とする地域一帯で生産される木綿絞り。「東海道五十三次」の中に有松絞店を描いたものがある。
詳しい情報は「有松絞り」ページをご覧ください。
袷-あわせ
ひとえに対して裏をつけて仕立てたきものをいう。長着のほかに長襦袢や羽織の袷がある。ひとえをきる暖かい時期以外は袷が用いられる。
アンサンブル
フランス語で統一を意味する。きものでは対(つい)、一対のことであるが、洋装が普及して、きものの方でも用いられるようになった。統一された調和美のあるきもの。
行灯袴-あんどんばかま
まちのない袴。袋袴、まち無し袴ともいう。明治中期以降の女学生の袴に用いられ、男はセルなどで仕立てて、ふだん着に着用した。

【い】着物の用語集

井桁絣-いげたがすり
経緯(たてよこ)の代表的な文様。井桁は井戸の上部の縁を木で四角に組んだものであり、その形を文様にしたもの、あるいは井の字の形を絣にしたもの。
衣桁-いこう
部屋の中できものをかけておく木製の家具。形は鳥居に似て、左右の台に二本の柱を立てたもの。衣架(いか)、かけさお、衣紋掛などともいう。室内装飾や商店の陳列に用いる。
居座機-いざりばた
ひとえのきものの裏の臍にあたるところにつける布。たるみを防ぎ補強をする目的のもの。
居敷当-いしきあて
秋田地方に産する秋田織の一種。黄八丈の味を加えた紬織で歴史も古く品質もよい。
石下紬-いしげつむぎ
茨城県の石下周辺に産する絹と綿の交織物。ひとえや袷の街着として結城より大衆的なところに特色がある。
石摺り-いしずり
摺り文の一種。石のあらい肌を直接布にあてて、石の肌を文様として表現した染物。
石底-いしぞこ
足袋の底に用いる堅く丈夫で特殊な厚地の綿織物。足袋底に用いる綿織物に同類の雲斎織がある。
石畳模様-いしだたみもよう
敷石をならべたような方形を、一つおきに白黒に配置した文様。基盤目模様ともいう。市松模様と同じ。
意匠-いしょう
もと歯と鼻緒のあるはきものをいったが、近世以降は雨天にはく高い二枚歯をいれたものをいうようになった。高下駄ともいう。
衣装雛形-いしょうひながた
模様雛形、小袖雛形、雛形本ともいう。雛形とは実物をかたどって小さくしたものの意味です。江戸時代に発行されたきものの見本帳です。
伊勢型紙-いせかたがみ
小紋、中形、型友禅はいずれも型紙を用いた捺染物で、いわゆる型染のきものである。したがって型紙のしめる重要性は非常に大きい。世界に類のない美しい染物の基本は、型紙彫刻の技術にあるといって過言ではない。
伊勢崎銘仙-いせざきめいせん
群馬県の伊勢崎市の周辺でできる銘仙。実用的な絣銘仙が特色であり、その絣技術は現代的なウール絣に継承されている
市松模様-いちまつもよう
本来は、石畳形や石畳模様や碁盤(ごばん)目模様とよばれ、白と黒の正方形をたがいちがいに並べた模様のことである。元禄模様ともいう。
一楽織-いちらくおり
綾織の精巧な先染の絹織物。布面につやがあって手ざわりがよく、また地風がよく、明治の中期から流行したが、現在は忘れられている。高貴織、綾糸織の名がある。
一色染め-いっしょくぞめ
ほかの色をまじえない一色だけに染めたもの。中形の藍一色染め、江戸小紋など、一色染のすっきりとした美しさで見るものである。
糸錦-いとにしき
美術的な織物の一種である。色糸や金銀箔を用いた多彩な紋織物で、丸帯、袋帯、子供の祝い帯に用いる。西陣と桐生が主産地。
糸目-いとめ
友禅模様の防染技術である。モチ米とヌカを主原料としてつくった防染糊を糊筒に入れ、それを握力で押し出しながら文様のりんかくをなぞって糊置きすると、モチ糊が糸を引いたような線状に見える技術。糸目を用いた友禅を糸目友禅や本友禅という。
伊予絣-いよがすり
四国の松山近辺で織られる木綿絣。久留米絣よりもやや大衆的であるが共通した点も多く、農村の労働者や夜具地などに用いられる紺絣である。
色-いろ
着物の色は日本の空や水のような風土に調和したものが昔から感覚的に愛用されてきた。具体的にはうるおいのあるしっとりとした色。日本人は古来、赤につよい色の意味を考え、能衣装などでは紅をイロとよんでいる。
色揚げ-いろあげ
きものの更正、染め直しの仕方の一種である。古びがついたり、色があせたものの上に同系統色を上がけして更正させること。色抜きのむずかしい御召や紬などの更正方法によく用いられる。
色合わせ-いろあわせ
配色の効果をととのえること。きものと帯。帯と帯締。羽織、半襟、履物、裏地、下着などを総合的に色彩効果を調節すること。
色衿-いろえり
白衿に対して色物の衿のこと。きものの美の情緒をかもす衿もとの美が再認識されてきたといえる。
色大島-いろおおしま
色大島紬の略。泥大島、藍大島、泥藍大島があるが、赤や黄やグリーンなどの色を配したものがあり、これらを色大島という。
色留袖-いろとめそで
黒留袖(地色が黒)でない地色の留袖のこと。色模様ともいう。戦後、留袖は黒にかぎられたが、数年前より色留袖の流行がはじまり、留袖のレパートリーが拡大されるようになった。
色直し-いろなおし
結婚や出産の後で、白小袖を色のあるものに取り替えることで、古くから行われたしきたりである。現在は結婚式場で新婦が式服をぬいで別の衣服にとりかえることをいう。
色抜き-いろぬき
染かえをする場合、既に染めてある布地の色を薬剤(石けんやハイドロサルファイト)などで脱色すること。
祝い着-いわいぎ
祝い事のとききる着物のことである。現代では宮参り、七五三、還暦などに用いられる。
印華布-いんかふ
華布ともいう。更紗(さらさ)の中国風の呼び名で、主に木綿に染めた色彩的な染物。
印金-いんきん
着物の文様に金箔を用いることをいう。箔置き、摺り箔、縫箔などの技法がある。
印伝-いんでん
主に鹿革に文様を染めた染革の一種である。現在は甲府の特産品となっている。菖蒲、小桜、トンボなどの文様に特色がある。

【う】着物の用語集

上田紬-うえだつむぎ
長野県の上田市を集散地として、上田周辺一帯に古くから伝わる紬織物である。縞と格子を主とした素朴な民芸調の味が、ほかにみられない特色である。
浮織物-うきおりもの
文様を織り出す緯(よこ)糸を地組織から浮かした織物のこと。風邪組織のような織物。
浮文-うきもん
先染の紋織物の一種。浮織物であらわした文様のこと。
薄物-うすもの
盛夏の頃にきる薄地の織物の総称。絽や紗はもとより、麻の上布、レースなどもふくまれる。また御召なども糸の撚りを強くし、組織をあらく織ったものは薄物に属する。
鶉縮緬-うずらちりめん
茨城県の石下周辺に産する絹と綿の交織物。ひとえや袷の街着として結城より大衆的なところに特色がある。
内上げ-うちあげ
きものの仕立方の一つ。内側のかくれる位置に上げをすること。また上げをしたきもの。
打掛-うちかけ
現代では豪華な花嫁衣裳として、かけ下の帯つき姿の上にうちかけて用いる長い小袖。白紋綸子地に鶴、鳳凰、桐、松、菊などの文様に刺繍や箔置きを加えたもの。
打ち込み-うちこみ
織物の緯(よこ)糸の密度のこと。打ち込みが強いとか、打ち込みがあまいというように地風を表現する。
打紐-うちひも
組み紐とともに帯締めとして用いられる。丸打、平打などの種類がある。
写染め-うつしぞめ
糊の中に染料をまぜた色糊で文様を型染めする方法である。型友禅はこの方法で染める。また小紋にも用いられる。
畝織り-うねおり
あぜおりともいう。平織りの変化組織。横または縦に高く低く畝(うね)のように織ったもの。秋田市の名産
産着-うぶぎ
生まれてはじめて嬰児(えいじ)にきせる着物。最近ではタオル地やネルなどの、市販されているひとえ仕立てなどが用いられている。はだざわりがやわらかで洗濯のきくものが適している。
梅染-うめぞめ
梅の木の皮を用いて染めた黄味がかった色。加賀(石川県金沢)の地で古くから行われた染物。また重ねの色目の梅がさねのこと。
裏打ち-うらうち
布地の裏に紙や布を張ること。布地に張りをもたせたり、補強をすること。絞り染めの仕立てなどに用いる。
裏地-うらじ
衿仕立の衣服の裏につける布地。用途は、保温と表地に厚みをもたせて外見をよくすることなど。胴裏、羽織裏、裾回しがある。表じり薄地ですべりのよい布が適している。
裏箔-うらばく
絽や紗のような透けた布地の裏側に、金や銀の箔を押して高貴な効果をだすこと。
漆糸-うるしいと
漆箔を小さく切って綿糸に撚りつけたもの。また和紙に色漆を塗って細断したもの。帯地、縫い取りの着尺地や意匠白生地などの高級織物の緯(よこ)糸に用いる。
上絵-うわえ
紋所をかくこと。上絵師といえば紋所をかく人をさす。また染め上がった文様の上に顔料で描きおこして立体感や量感をだすこと。
上加工-うわかこう
染め上がった文様の上から、さらに胡粉や顔料で加工して染の効果を強めること。また、染めかえで、もとの布地の上からさらに加工したり、無地の濃色に染めて、その上に文様を樹脂でプリントすること。
上前-うわまえ
きものをきて前を合わせたとき、上になる部分。文様が一番目立つ重要な部分。
繧繝-うんげん
ぼかし、くまどりのこと。濃から淡へ、淡から濃へと反復するぼかしの技術で、濃淡の変化に断層のあるぼかし方。
雲斎-うんさい
雲斎織のこと。地をあらく厚地に織った木綿の綾織物。足袋底に用いられる。

【え】着物の用語集

絵絣-えがすり
経(たて)や緯(よこ)の線を組み合わせて素朴な絵模様を表した絣です。松竹梅や鶴亀のようなお目出度いモチーフを多く用いられています。
越後上布-えちごじょうふ
新潟県の小千谷地方一帯に古く伝わる平織りの麻織物。元来、布は麻を意味かるものであり、上布は上等の麻織物のことでです。越後の雪晒しの名で知られています。
江戸小紋-えどこもん
古典的な小紋が江戸小紋と呼ばれています。江戸時代の武士の裃(かみしも)の文様として使用されました。鮫小紋、大納言、小納言、青海波、屋根板などが代表的なものです。
江戸褄-えどづま
盛夏の頃にきる薄地の織物の総称。絽や紗はもとより、麻の上布、レースなどもふくまれる。また御召なども糸の撚りを強くし、組織をあらく織ったものは薄物に属する。
絵羽-えば
白生地のまま着物の形に裁断仮仕立することを絵羽縫、または仮絵羽といいます。絵羽模様はきものの縫い目を通して文様があることです。絵羽着物は礼装・盛装用である為刺繍や印金で豪華なものにします。
衣紋-えもん
きものの衿を胸で合わせたところのこと。または衿を首のうしろで抜く部分をいいます。衣紋を抜く、抜き衣紋のように用います。
衣紋掛-えもんかけ
竹や木の棒の中央に紐をつけ、きものを吊るしておくもの。衣紋竿と同じです。
衿・襟-えり
本衿と掛衿があり、掛衿には長衿と半衿があります。礼装には白羽二重を用います。色衿、柄衿、刺繍衿、絞り衿などは色彩の階調の美を表現できます。
衿芯-えりしん
きものの衿の中に芯として入れる布。長着の衿は三つ衿の間にだけ入れ、羽織の衿は全体に芯を入れます。

【お】着物の用語集

大島紬-おおしまつむぎ
鹿児島県の奄美大島の名瀬市周辺に産する絹平織の高級着尺地。精巧な絣文様を組み合わせたものが多く、色は渋く落ち着いており、地風はやわらかで皺になりにくく、染料に島の植物テーチキ(車輪梅)をもちいているのが特徴。
岡木綿-おかもめん
真岡木綿(もうかもめん)から出た語。中形染に用いる木綿生地で中形生地の代名詞として伝承されている。
袵-おくみ
きもののの前の左右にあり、上は襟につづき、下は褄(つま)までの半幅の部分。
桶絞り-おけしぼり
絞り染の一種。染めない広い部分は桶の中に入れ、染める部分は桶の外に出して、紐で固くくくり、桶ごと染液の中につけて染める。
筬波織-おさなみおり
織機の部品である経(たて)糸の位置をととのえ、緯(よこ)糸を織込むの便にするもの。生地に変化をつけた織物
小千谷縮-おじやちぢみ
新潟県の小千谷の周辺で生産される麻縮で越後縮みともいう。原料の苧麻(ちょま)は会津や最上地方のものが用いられる。
お太鼓-おたいこ
女帯の結び方のひとつ。江戸末期亀戸天神に太鼓橋ができたとき、それにちなんで芸者が帯を結んだことからでたという。二重太鼓、末広太鼓などもある。
男帯-おとこおび
男帯は実用的で装飾性にとぼしく、帯揚げ、帯枕、帯締めなどの付属品を用いない。兵児帯と角帯があり、兵児帯は巻帯や花結びに、角帯はふつう貝の口にむすぶ。
お端折り-おはしょり
身丈より長い部分を腰のところで紐でたくしあげてしめ、そのたくしあげた所。
帯揚-おびあげ
せおいあげ、しょいあげともいう。結んだ帯の形をささえ、また結び目が下がらぬようにするために用いる小布。帯の付属品。帯や着物との配色とTPOなどによって出し方も注意する。
帯地-おびじ
女の帯が解けぬように帯の上に締める紐。打紐や組紐、皮製もあり、吉事用には紅白、凶事用には白黒の羽二重や緞子で作った丸ぐけのものを使用する。
帯締-おびじめ
梅の木の皮を用いて染めた黄味がかった色。加賀(石川県金沢)の地で古くから行われた染物。また重ねの色目の梅がさねのこと。
帯芯-おびしん
女帯の表と裏の間に入れて帯地をしっかりと張りをもたせる芯地のこと
帯留-おびどめ
女帯の上をおさえ結ぶための紐の両端につけた金具のこと。平打の帯締につけてそうしょくにする陶器や彫金、鋳金(ちゅうきん)、木、宝石などでつくったもの。
帯枕-おびまくら
帯揚げの中に入れて帯の形をととのえるもの
帯結び-おびむすび
帯のむすびかたで太鼓、二重太鼓、ふくらすずめ、貝の口、文庫結び、花結び、のし結び 他
表紋-おもてもん
ひなた紋ともいう。紋所の形を白く染め抜いた紋。正式の格式のある礼装に用いる。
着物の選び方 着物の片付け方 着物のお手入れ方法 着物の豆知識 着物用語集 着付け、写真撮影の様子 小物を使用する際に気をつけること 着物の洗い張りについて